補聴器を初めてお使いになる方のためのFAQ

補聴器を使い始めるにあたり、気になることやご不明な点はありませんか?このFAQでは、補聴器の使用を始めるにあたって知っておきたい情報をわかりやすくご紹介し、安心して聞こえの改善に取り組んでいただけるようサポートします。

ご自身の難聴の種類や程度を知るためには、以下の手順をおすすめします。

1. 耳鼻咽喉科医に相談し、聴力検査を受ける

2. 総合的な聴力評価を受ける

一般的な聴力評価には、次のような検査が含まれます。

  • 純音聴力検査: さまざまな高さや大きさの音を聞き取り、どの程度小さな音まで聞こえるかを測定します。
  • 語音聴力検査: 言葉の聞き取りを検査するものです。
  • 骨導聴力検査: 難聴の原因が外耳・中耳にあるのか(伝音難聴)、あるいは内耳や聴神経にあるのか(感音難聴)を判別します。

3. オージオグラム(聴力検査結果)を確認する

オージオグラムとは、聴力検査の結果をグラフ化したものです。これにより、以下の内容を確認できます。

  • 難聴のレベル(軽度・中等度・高度・重度)
  • 難聴の種類(伝音難聴・感音難聴・混合性難聴)

シグニアでは、さまざまな形状の補聴器をご用意しています。それぞれの形状には特徴があり、聞こえの状態やライフスタイル、ご希望に応じて適したタイプが異なります。

どの補聴器がご自身に適しているかは、補聴器販売店に相談することをおすすめします。

主な補聴器の種類は以下のとおりです。

1. 耳かけ型補聴器 (BTE)

  • 耳の後ろに補聴器本体を装用し、チューブを通して耳せんやイヤモールドから音を耳の中へ届けるタイプです。
  • 軽度から重度難聴まで幅広い難聴に対応可能です。

2. RIC型

  • 耳かけ型に似ていますが、レシーバー(スピーカー)が耳の中にあり、細いワイヤーで補聴器本体と接続されています。
  • 耳かけ型より小型で目立ちにくいです。
  • 軽度から高度難聴まで対応可能です。

3. 既製耳あな型補聴器

  • オーダーメイドではなく、すぐに装用できる耳あな型補聴器です。
  • いろいろな柔らかい耳せんの種類があり、多くの耳の形にフィットします。
  • 軽度から中等度難聴に対応可能です。

4. オーダーメイド耳あな型補聴器

耳の型を採取し、その形状に合わせて一人ひとり専用の補聴器を製作します。オーダーメイド耳あな型補聴器には、主に次の4つのタイプがあります。

4.1  ITE (In-the-Ear) 

  • 耳介内に収まるタイプです。
  • 装用しやすく、大きめの電池や音量調整などの機能が搭載されています。
  • 軽度から高度難聴に対応可能です。

4.2  ITC (In-the-Canal)

  • 耳あなの中に部分的に収まり、ITEより小型のタイプです。
  • より目立ちにくく、操作もしやすいです。
  • 軽度から中等度難聴に対応可能です。

4.3  CIC (Completely-in-Canal)

  • 耳あなの奥に装用するタイプです。
  • 非常に目立ちにくく、外からはほとんど見えません。
  • 軽度から中等度難聴に対応可能です。

4.4. IIC (Invisible-in-Canal)

  • 耳あなの最も奥に装用するタイプで、ほとんど外からは見えません。
  • 見た目に配慮した設計です。
  • 軽度から中等度難聴に対応可能です。

補聴器の価格は、補聴器の性能や機能、補聴器の形状など、さまざまな要因によって異なります。また、補聴器の購入にあたり、補助金をご利用いただける場合があります。なお、補助金制度の内容や対象条件は、お住まいの自治体や個人の状況によって異なります。

費用について詳しく知りたい場合は、補聴器販売店に相談することをおすすめします。

お近くの補聴器販売店をお探しの場合は、以下のリンクをご利用ください。

 はい。 試聴機を用意している販売店も多くあります。条件は店舗ごとに異なります。  

一般的に、お客様の聴力や聞こえのご感想、装用効果、使用環境に基づき補聴器販売店の専門スタッフが総合的に評価し調整を行います調整できる内容には、補聴器の設定だけでなく、装用感の改善も含まれます。

そのため、補聴器を毎日装用し、ご自身に合う点や気になる点を確認することが大切です。場合によっては、別の形状の補聴器へ変更することが最適な解決策となることもあります。 

 

重要:試聴期間の長さや適用条件、試聴期間中に受けられるサービス(フォローアップのスケジュールなど)については、事前に補聴器販売店へ確認することをおすすめします。

はい。補聴器の購入後には、フォローアップのための来店が非常に重要です。

  • 脳が新しい聞こえに慣れるまでには時間がかかります。その間、補聴器の聞こえが自身に合わないと感じることがあります。(例:周囲の雑音が多すぎる、特定の音が鋭すぎる、またはこもって聞こえるなど)。
  • 補聴器販売店では、実際の使用環境や聞こえ方を確認しながら補聴器を調整します。
    例えば、補聴器を装用した場合としていない場合の聞こえ方の違いや、雑音下での聞こえ具合、音の方向感などを確認し、1日を通して快適に装用できるよう調整いたします。
  • 一日中快適に装用できるよう、補聴器の装用感を調整することもできます。
  • 時間とともに聞こえの状態が変化することがあるため、補聴器の設定も見直すことが大切です。

 

通常、初回調整後にはフォローアップが行われます。その後も、定期的な点検や調整を受けることをおすすめします。

来店スケジュールや購入時に含まれるサービス内容については、補聴器販売店へご確認ください。

新しい補聴器を使用し始めたばかりの頃は、装用感や聞こえ方に慣れるまでに時間がかかります。この期間は、以下のような方法を参考にしてみてください。

1週目:音に慣れる

  • 静かな環境で、1日1~2時間程度の装用から始めましょう。
  • ご自身の声や家庭内の音、ご家族との会話など、聞き慣れた音に意識を向けてみましょう。
  • 装用時間を毎日1~2時間、徐々に増やしていきましょう。
  • 違和感を感じたり、今までと異なる聞こえ方をしたりすることがありますが、これは脳が新しい聞こえに慣れている過程の一部です。

2週目:騒がしい環境に慣れる

  • さまざまな環境で、1日4~6時間程度補聴器を装用してみましょう。
  • 屋外やお店の中、複数人での会話などでも試してみましょう。
  • 音が大きすぎる、または小さすぎると感じる場面があれば確認しておきましょう。ご購入の販売店で補聴器の設定を調整できる場合があります。

3~4週目:終日装用を目指す

  • 就寝時や入浴時を除き、1日中(8~12時間程度)の装用を目指しましょう。
  • レストランや公共の場所、電話での会話など、より複雑な聞こえの環境でも試してみましょう。
  • 気になる点がある場合は、ご購入の販売店へ相談しましょう。

長期間の使用について

  • 補聴器の効果を十分に活かすため、毎日装用することをおすすめします。脳は継続的な音の刺激を必要とします。
  • 使用していないときは、補聴器を清潔に保ち、乾燥した場所で保管してください。
  • 定期的な点検を受け、必要に応じて設定を調整しましょう。また、聴力の変化があった場合にも、それに合わせて補聴器の設定を見直すことが大切です。
新しい補聴器を装用し始めた際に、「自分の声が不自然に聞こえる」と感じることは珍しくありません。
この問題に対応するため、一部のシグニア補聴器には 「自声のこもり解消」(OVP) という機能が搭載されています。この音声処理機能は、ご自身が話し始めると自動的に作動し、周囲の音や他の人の声の聞こえ方に影響を与えることなく、自分の声をより自然に聞こえやすくします。
それでも自分の声が不自然に聞こえる場合は、ご購入の販売店へご相談ください。補聴器の設定を調整することで改善できる場合があります。

補聴器によって会話は聞き取りやすくなることがありますが、騒がしい場所でも健聴者と同じように聞こえるわけではありません
補聴器はノイズキャンセリングヘッドホンのように周囲の音を完全に遮断するものだと思われることがあります。しかし、実際には会話の相手の声を聞き取りながら、周囲の音も適切に把握することが大切です。

シグニア補聴器には高度な音声処理技術が搭載されており、周囲の音とのバランスを保ちながら会話音声の聞き取りをサポートします。そのため、周囲の状況を把握しながら、より快適なコミュニケーションを楽しむことができます。 

はい。シグニアでは、さまざまなBluetooth規格に対応した補聴器をご用意しています。
普段の使用方法や日常的に使用する機器によって、最適な補聴器や対応規格は異なります。そのため、ご自身のライフスタイルに合った補聴器を選ぶためにも、ご購入を検討されている販売店へ相談することをおすすめします。
多くのシグニア補聴器はIP68の防塵・耐水性能に対応しており、 汗や雨などの日常的な水濡れには配慮された設計です。
ただし、入浴や水泳など水中での使用はできません。 
 

補聴器の一般的な寿命は、約5年とされています。ただし、実際の寿命は以下のような要因によって異なります。

  • お手入れの状況(定期的なクリーニングや適切な保管など)
  • 使用環境(高温多湿な環境や汗、ほこりなどは寿命を短くする可能性があります)
  • 聞こえの変化や生活環境の変化(現在の補聴器が、聴力やライフスタイルの変化に合わなくなる場合があります)

補聴器は、定期的なお手入れと点検が必要です。

  • 毎日、使用後に乾いた柔らかい布で補聴器を拭き、マイク部分や耳せん、充電端子(充電式の場合)に耳あかや汚れが付着していないか確認しましょう。また、夜間は乾燥した環境で保管することで、湿気による故障の予防につながります。
  • ワックスガードは定期的に交換しましょう。交換頻度には個人差があるため、詳しくはご購入の販売店へご相談ください。
  • 定期的にを目安に、ご購入の販売店で補聴器のクリーニングや動作確認を受けることをおすすめします。また、聞こえの状態に変化がないか相談する良い機会にもなります。
  • 補聴器のお手入れ方法については、メンテナンス・お手入れページをご覧ください。
    また、ご使用の補聴器の取扱いやお手入れに関する動画は、シグニア補聴器ページからご確認いただけます。

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難聴と聴力検査についてもっと知りたい方へ

難聴について

加齢や大きな音への長期間の曝露、一部の疾患などが、難聴の主な原因として挙げられます。

聴力検査の流れ

聴力検査にはさまざまな種類があり、症状に応じて実施されます。代表的なものに、純音聴力検査や語音聴力検査があります。

難聴を放置するリスク

難聴をそのままにしておくと、聞こえ以外の健康面にも影響を及ぼす可能性があります。
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