シニアが健康に気を使っていること、そして人気のスポーツは?最新の調査結果紹介

日差しが柔らかくなり過ごしやすい気候になると、スポーツするのも楽しくなりますね。10月の「スポーツの日」前後は、学校の運動会やスポーツ関連のイベントが多く開催されます。シニアの方も運動する方が増えているそうです。シニアの方はどのようなことに気を遣い、健康を意識しているのか、最新の調査結果を紹介します。また、難聴の方にとって運動中に補聴器はどうように役に立つのか説明します。

「スポーツの日」の由来

「スポーツの日」は2020年に改称された祝日で、前身は「体育の日」。1964年に日本で初めて開催された東京五輪を記念して、東京五輪の開会日である10月10日が体育の日として制定されました。

東京五輪の開会日が10月10日になったのは、「晴れ」の気象状態が高い確率で表れる「晴れの特異日」だったからという説もあります。確かに10月の中旬は、台風や秋雨前線が過ぎ、秋日和になることが多いですね。体を動かすには良い気候ですから、スポーツに親しみ、健康を考えるきっかけにしたいですね。

シニアの健康意識と人気スポーツ

近年シニア層の健康意識が向上し、アクティブに体を動かしている方が多いようです。ネオマーケティング社がシニア1000名に対して実施した「2020年シニアの健康に関する調査」では、約8割の方が健康に気を使っているという結果でした。 また、普段行っている運動・スポースは下記の通り、気軽に継続できる運動が人気のようです。
【男性】
「ウォーキング」 70.4%
「ストレッチ」 29.3%
「筋トレ」 24.3%
「ゴルフ」 20.4%

【女性】
「ウォーキング」 52.5%
「ストレッチ」 34.7%
「筋トレ」 30.7%
「水泳」 25.7%

シニアの方が健康に気を使うようになったきっかけとして最も多かったのは、「自分が病気・怪我をしたこと」という回答でした。同時に、「健康診断の結果が悪かった・気になったこと」と回答する方が増えました。特に男性は健康を意識して、定期的に健康診断を受ける方も多いようです。

ネオマーケティング社の調査結果はこちら

健康寿命と加齢性難聴

近年、日本の健康寿命が年々伸びており、令和元年女性の健康寿命は75.38年、男性の健康寿命も72.68年となっています。しかし、耳の老化はもっと早い段階で生じています。日本老年医学会の研究によると、日本では加齢性(老人性)難聴の割合は、65~69歳の年齢層で男性43.7%、女性27.7%だと推計されています。この割合は、年齢が上がるほど高くなります。健康寿命が延びているということは、つまり、健康な状態で難聴を発症する人が多くなっている、ということです。
難聴になると、日常生活のコミュニケーションを妨げるだけでなく、運動時や運転時の安全や、さらに認知機能に悪影響を与える可能性もあります。健康診断では聴力検査の項目がありますので、ぜひ耳の健康も注目してください。

 

健康寿命と難聴の関係について詳しくこちら

難聴の場合、運動時にも補聴器の着用を

難聴がある場合、運動をする時にも補聴器を着用することをお勧めします。補聴器が届けてくれる音声で周囲の環境を把握できるので、仲間と円滑なコミュニケーションがとれますし、安全上でも大いに役に立ちます。
シグニアの最新補聴器シリーズSignia AXには「ダブルプロセッサー」が搭載されています。言葉と環境音を別々に最適な処理を行うため、ジムなどの騒がしい環境でも、会話や周囲の音がはっきりわかるように自動調整してくれます。
またSignia AXは「Xセンサー」搭載。例えばゴルフ、ヨガなど仲間と一緒に行うことが多いスポーツの場合、360°どこから話しかけられても聞き逃すことがないように、周りの音を届けてくれます。
また、ウォーキングをする時には、モーションセンサーが働いて隣同士の会話がはっきり聞こえるように自動的に調整、同時に後ろから通る車の音も逃しません。

 

最新のSignia AXシリーズ補聴器はこちら

 

運動する人にとって、補聴器が外れないか、汗などで壊れてしまわないかも心配ですよね。
いまの補聴器は耳せんの形状などの工夫で外れにくくすることができます。
また、防水・防塵仕様になっているものが多いので、運動後にしっかり除湿・お手入れすれば故障が起こりにくくなります。



難聴を感じている方で特にアウトドアのスポーツをよくする方は、できるだけ早く対処することをお勧めします。まずは、耳鼻科を受診して聴力検査を行うといいでしょう。補聴器で対処可能だと判断された場合、お近くの補聴器販売店様に相談してみてください。

 

お近くの補聴器販売店の検索はこちら

 

トップへ