ついに75歳超え?日本の「健康寿命」が延びています。健康寿命と難聴の関係とは

毎年9月の第3月曜日は「敬老の日」です。「敬老の日」には、高齢者に対して感謝する行事が全国的に行われます。ご家庭でもご両親、祖父母の長寿をお祝いする行事を行うのではないでしょうか。「いつまでも元気でいてほしい」という思いから、「健康」をキーワードにした贈り物もよく目にしますね。

日本では「健康寿命」が年々延びています

 「健康寿命」という言葉を見聞きする機会が増えていると思います。これはWHOが提唱した新しい指標で、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。具体的には、寝たきりや認知症など介護が必要な期間を、平均寿命から差し引いた期間を指します。

日本では3年ごとに「健康寿命」が発表されています。厚生労働省は、令和3年12月に「健康寿命の令和元年値について」を発表しました。2019年の日本の高齢者の平均寿命と健康寿命は、どちらもさらに長くなっていて、女性の健康寿命は75.38年。なんと75歳を超えました!また、男性の健康寿命も72.68年となっています。つまり、日本の高齢者はますます健康になっているのです。

 

内閣府「令和3年版高齢社会白書」

健康寿命と聴力の衰え

元気で健康的な高齢者が増えているとは言っても、体は加齢に伴って変化していきます。誰にでも起こる自然なことですね。

そのサインのひとつが、聴力の衰えです。日本老年医学会の研究によると、日本では加齢性(老人性)難聴の割合は、65~69歳の男性で43.7%、女性で27.7%だと推計されています。しかし、一般的に加齢による難聴は何年もかけてゆっくりと症状が進むため、難聴者自身は自分の聞こえが低下していることになかなか気付くことができません。
また加齢性難聴の特徴は、高い音から聞こえにくくなるのが一般的です。普段の会話が聞こえていても、小鳥のさえずりや虫の声が聞こえなくなります。そして、会話の中の高い子音(s、f等)が聞きとりづらくなるため、聞き間違いが発生します。

 

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加齢による難聴を放っておくと健康寿命に影響がある?

高齢者の難聴は、社内的孤立、うつ、認知症などに陥る危険性を高めるという研究結果があります。難聴になると必ず認知症になるわけではありませんが、難聴によりコミュニケーションが少なくなったり、社会との関わりが減ったりすることで認知機能に影響が出る可能性があります。健康寿命を延ばすために、難聴の早期発見と支援を呼びかけている研究者もいます。

 なんとなく聞こえづらいと感じたら

「聞こえる」ということは、日々の生活の中で、人との関係を保つために非常に重要な役割を果たしています。一般的に加齢性難聴は、医学的な治療は困難だといわれています。ですが、様々な方法で聞こえを改善することができれば、趣味や、家族・友人とのコミュニケーションを楽に楽しく継続することが可能です。

聞こえに不安を感じたら、できるだけ早く対処することをお勧めします。シグニア補聴器のWEBサイトではオンラインで簡単にできる聞こえのチェックツールをご用意していますので、まず気軽にチェックしてみてください。気なる結果が出た場合、耳鼻科を受診して聴力検査を行うといいでしょう。補聴器で対処可能だと判断された場合、お近くの補聴器販売店様に相談してみてください。

 

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補聴器ってどんなもの?と思ったら、まずは試聴を

補聴器の装用を勧められた方、もしその効果等に不安を感じたら、まず補聴器をレンタルしてじっくり試してみることをおすすめします。シグニア補聴器は、オンラインで注文すると自宅に試聴用のレンタル補聴器が届くサービスも提供しています。忙しくてなかなかお店に足を運べない方は、ぜひご活用ください。
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