難聴は高齢者だけの問題?若い人にも起こる難聴とは

年を取ると、耳が遠くなるというのは高齢者にしばしば起きることです。難聴というと、高齢者の問題のように思われがちですが、実は65歳未満の人でも難聴になることがあります。いったいなぜでしょうか。

若い人に多い難聴は?

 若いうちに発生する難聴にはいくつか種類があり、遺伝的要因、病気、外傷によるものがよく見られます。また、ストレス等によってある日突然片方あるいは両方の耳が聞こえにくくなる「突発性難聴」や、若い女性に多くみられる、低い音が聞こえにくくなる「急性低音障害型感音難聴」等もあります。

 

突発性難聴と急性低音障害型感音難聴は、耳の中にある音を感じ取る器官に異常が発生する「感音性難聴」に該当します。様々な原因で、音を感じ取る細胞が正常に働かなくなり、聞こえにくくなるので

 

感音性難聴について詳しくはこちら

 

 騒音性難聴

それ以外に「騒音性難聴」も若い人の間で大きな問題となっています。文字通り、騒音が原因で難聴になる、というものです。主な原因は、多くの人が常に持ち歩くイヤフォン、ヘッドフォン等で大音量で聞くことです。「イヤフォン難聴」という言葉が存在するぐらい、これらのデバイスは私たちの聴力に大きく影響しています。 

騒音性難聴も、耳の中にある音を感じ取る器官がダメージを受ける「感音性難聴」の一種です。毎日のようにヘッドフォンやイヤフォンで大きめの音を長時間聞いていると、徐々に音を感じる細胞が傷つき、聞こえが悪くなっていきます。

 

騒音性難聴について詳しくはこちら

 

早く気づくこと、早く対策することが肝心

突発性難聴や急性低音障害型感音難聴は、ある日突然発生する難聴なので、比較的気付きやすいものです。症状が強くないからと放置するのではなく、早期発見・早期治療が大切です。 特に突発性難聴の場合、症状が進行したら音を感じ取る有毛細胞がダメージを受けてしまい、聴力が元に戻らないケースもあります。そのため、一日も早く受診する必要があります。

一方、騒音性難聴の進行は非常に緩やかで、本人では気づかないことがよくあります。実際、30〜50歳の方の難聴の場合、家族や友人、同僚が、本人より先に気づくことが多いと言われています。その時にはすでに、音を感じ取る有毛細胞はダメージを受けてしまっている場合が多く、治療で治すことはできません。しかし、治療できないからと放置するのではなく、早く対処することでQOLを維持することができます。

異変を感じたら早めに対策を

・会話相手の声が聞き取りにくく感じる

・耳が詰まったような感じがする(耳閉塞感)

・音が変にゆがんで聞こえる

・声が響く感じがする

・耳の中に水が入っているような感覚がある

・耳鳴り

以上のような気になる症状があれば、まず耳鼻科の医師に診察してもらいましょう。また、騒音性難聴のように自覚しにくい難聴もあるので、耳に異常を感じなくても、日頃から定期的に聴力検査を受けることをお勧めします。医師の診断で補聴器が役に立つと言われた場合、ぜひ早めに補聴器販売店に足を運んで相談してみましょう。

オンライン聞こえチェックはこちら

お近くの補聴器販売店検索はこちら

 

誰でも気楽に使える補聴器Signia Active

「まだ若いのに補聴器を使うなんて」と抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。シグニア最新のイヤフォン型補聴「Signia Active」 は、まるでワイヤレスイヤフォンのようなスタイリッシュな形状。その形と取り扱いやすさは、これまでの「補聴器」という概念を覆し、補聴器をもっと気軽に、もっと楽しんで使える物へと変化させます。今までの補聴器ではなかなか満足できなかった方は、ぜひSignia Activeを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

Signia Activeの紹介はこちら

 

トップへ