シグニア補聴器は補聴器販売店で購入を。
でもなぜ？
最近はインターネットでいろいろなものを買うことができ、外出の時間と手間を節約できるから便利ですよね。ですが、シグニア補聴器は補聴器販売店で販売されています。実際のお店に行って、お店の人と話をして購入していただきます。どうしてお店でないと購入できないのかご存知ですか？
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補聴器について
便利な使い方
聞こえについて
補聴器の性能を十分に活かすため
「難聴」と一言で言っても、高い音（高音）が聞こえづらくなっていたり、低い音（低音）が聞こえづらかったりします。また軽度から重度まで、難聴の程度も違います。さらに、補聴器を使用する環境や、使用者のライフスタイル、耳の形も違います。このように難聴は千差万別ですから、買って装用すればどんな人にもカンペキにフィットする補聴器、というのは、なかなかありません。
シグニア補聴器は、これら様々な難聴に合わせることができるように、幅広い調整能力を持っています。音の高さによって増幅する度合いを変えたり、生活様式や聞こえづらいシーンに合わせて様々な機能を複合的に組み合わせるなどして、その人のためだけの音になるように調整することができます。この調整は非常に複雑で、補聴器に関する専門知識を持っている販売員でないと行うことができません。また、専用のソフトや機材が必要です。
「買ってすぐ使える集音器というものもあるよね？あれも音を大きくする器械でしょう？」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的に集音器は「すべての音を大きくするもの」です。補聴器は「聴力に合わせて足りない音だけを補うもの」です。目で例えれば、集音器は視力に合わせない虫メガネで、補聴器は視力に合わせる眼鏡です。あなたの聴力に合わせて、販売店の方が補聴器を調整し、あなたに一番合うものにしてくれます。
このように、補聴器と集音器は搭載されている機能も、得られる効果も違います。もう少し詳しく知りたい方はぜひ下記のブログも合わせてご確認ください。
具体的に販売店では何をするの？
このように複雑な調整を行うために、補聴器販売店ではこのようなことを行います。
●カウンセリング
聞こえのお悩み、どのような時に補聴器を使用したいか、お客様の生活環境や趣味などを細かく確認します。
●専用機器で聞こえの測定
聞こえ方を数値化します。この結果とカウンセリングの内容とを合わせて、最適な補聴器を選びます。
●フィッティング（音の調整）や効果測定
お客様の聴力に合わせて、補聴器から出る音を調整します。その後、実際に補聴器をつけて会話をしたり、店内のさまざまな音を聞くなどして、さらに細かく調整します。
また、購入する前に補聴器をお客様に貸出して、補聴器の効果をじっくり確かめることができるレンタルサービスを提供している販売店もあります。購入する前に、日常生活の様々な場面でその効果を実感することが可能ですので、納得した上で安心して購入できますね。
購入後も慣れるまで販売店のサポートが必要
補聴器をつけると、これまで聞こえていなかった音が再び聞こえてきます。音を聞いているのは脳です。脳が音に慣れるのには、数ヶ月ほど時間がかかります。慣れるに従ってだんだん聞こえ方が変化していくので、その時々に一番聞こえやすいようにきめ細かく調整してもらうと、さらに聞こえやすくなっていきます。ですから、補聴器を購入した後も定期的にお店に通い、調整してもらってください。どんな場面でどんな音が聞きにくかったか、などをメモしておいて、お店の方に話すと、さらに精度よくあなただけの音を作り上げていくことができるでしょう。
購入後のこの行程を怠ってしまうと、補聴器の効果を十分に発揮させることができませんので、スタッフの方とのおしゃべりを楽しみに、お店に通ってください。
補聴器は長く使うもの
聴力は年数を経ると変化していくことがほとんどです。聞こえづらさが増したとしても、シグニア補聴器は変化に合わせて調整できますので、何年にもわたって使用できるケースがほとんどです。（大きく聴力が変化した場合などは、別の器種への買い替えが必要になります。）補聴器を購入したお店に通い続けることで、聴力の変化を記録してもらうことができます。また、生活のことや聞こえ方の好みなどを知っておいてもらえるので、回を重ねるに従って調整もスムーズになっていくでしょう。
お店でしかできない補聴器のクリーニングを受けられるのもメリットのひとつ。補聴器を長く使うことにもつながりますので、ぜひ定期的に補聴器販売店に行くようにしてください。