徹底解説!シグニア補聴器のスマートフォンアプリ新機能「My WellBeing」ができることは?

シグニア補聴器が提供している無料のスマートフォンアプリ「Signia app」(シグニア アプリ)はご存知ですか?このアプリは補聴器のリモコンとして音量を調節できるだけではなく、様々な機能を搭載しています。Signia AXシリーズの補聴器を使用している方は、「My WellBeing」(マイウェルビーイング)という新機能をぜひお試しください。健康増進のための「My WellBeing」で何ができるのかを説明します。

My WellBeingとは

よい聞こえは、私たちの生活の質にとって、とても重要なこと。補聴器やスマートフォンのような毎日身に着けるデバイスが、聞こえの改善だけでなく、健康状態の維持と向上にも役に立つなら、それは素晴らしいことだと思いませんか?シグニア補聴器の聴覚における140年以上の経験に基づいて開発されたシグニア アプリ、その新機能My WellBeingは「心と体の健康」に注目しています。


My WellBeingは、補聴器に内蔵された各種センサーを駆使し、健康増進とQOL(Quality of Life=生活の質)向上の一助となる機能です。Signia AXシリーズ7/5/3クスの補聴器ユーザーなら、ご利用のスマートフォンにシグニア アプリをインストールするだけで、すぐに使えます。この機能はシグニア アプリ内に搭載され、アプリを開いてMy WellBeingアイコンをクリックするだけで使用できます。

※シグニア アプリはiOS 13.0以降のすべてのiPhoneでお使いいただけます。Androidスマートフォンの場合、Android8.0 以降の多くのデバイスでお使いいただけます。いま販売中のスマートフォンは、iOS 16、Android 13以降のものが主流ですので、アプリを問題なく使える機種が多いです。スマートフォンを新たに購入する場合、念のため自分の使用したいスマートフォンのOSバージョンを確認し、アプリをインストールして事前に試すことをお勧めします。

シグニア アプリの詳細とインストール方法はこちら

My WellBeingができること

My WellBeingはシグニア最先端のSignia AXシリーズ補聴器と連携し、健康に関わる4つの重要な指標を確認できます。この補聴器には「モーションセンサー」という、動きを察知するセンサーが搭載されています。このセンサーは、補聴器の音作りのために搭載されているのですが、同時にMy WellBeing用の3種類のデータも検知します。

●My Steps:どれだけ歩いたかをカウントします。

●My Activity:家事や通勤、運動などで体を動かした時間を計測します。

●My WearTime:補聴器を装用した時間がわかります。

また、シグニア独自の音声技術で、会話の時間も計測できます。

●My Conversations:会話をしていた時間を記録します。

これら4種類のデータをスマートフォンのアプリ上で確認することができます。このデータは、アプリの中でのみ表示され、他の人には見えませんのでご安心ください。

この4つの指標はどのように健康状態に影響しているのでしょうか。身体活動量を多くし、運動をよく行うことで、様々な病気の罹患率を減らすことができる、と言われています。特に生活習慣病の予防などに効果があると言われており、厚生労働省は健康増進のため、日常生活における歩数と運動習慣者の増加を目標にしています。長期的には10分程度の歩行を1日に数回行なう程度でも健康上の効果が期待できるそうです。

 また、補聴器の装用時間と会話の時間も大事な指標です。会話コミュニケーションは、耳に言葉が入ることから始まります。耳で言葉を聞いて、脳で思考し、言葉で返す、というのが会話をするときの処理プロセスです。つまり聴覚は、思考をするための大事な情報源であり、この聴覚によって、「楽しい」「うれしい」などの情動を引き起こします。この刺激が無くなると、聞く力が低下するだけでなく、次第にコミュニケーション能力も衰退していき、認知機能に影響を及ぼします。脳の活力を保つため、ぜひ積極的に会話をすることを心がけましょう。

目標設定も可能、My WellBeing活用のヒントは?

My WellBeingは、自分に合った目標値を定めることができます。そして、日別・週別・月別の達成状況をチェックできます。

歩数や活動量に関して、どれぐらいの数値が健康に良いのか、いままで色々な研究がされています。厚生労働省が掲げた「健康づくりのための身体活動基準2013」では、具体的な数値目標が設定されています。ぜひこのような医学的な観点から定められた基準に合わせて、自分の目標を設定してみてください。

●今より1000歩多く歩く

「1日1万歩」歩くことが理想だとされていますが、平均1日1万歩以上歩いている人は1/3以下だそうです。普段あまり歩かない人が、いきなり1万歩を目標にするのは難しいものです。

当面の目標として、「今の歩数より1,000歩多く歩く」ことを目指す、という指針が厚生労働省より出されました。

●身体活動を毎日40分行う、週2回30分の運動

「健康づくりのための身体活動基準2013」では、年齢に応じた身体活動基準も設定しています。例えば、65歳以上の身体活動の基準は「横になったままや座ったままでなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う」です。

また、運動習慣については「日常生活での家事や仕事、活動などの身体活動以外に、週2回以上、1回30分以上の運動を習慣的に続ける」としています。

●補聴器トレーニングで活用

補聴器の装用時間・会話時間は、生活環境や聴力の状況によって個人差があり、どのぐらいの時間が良いのか一概には言えません。ですが、無理のない範囲でできるだけ長く利用することをおすすめします。

また、補聴器を初めて装用した方は、購入した販売店と相談の上、毎日の装用時間の目標を決めても良いかもしれません。新しい聞こえに慣れるまでの2~3ヵ月間は、聞こえにくくなった耳と脳のトレーニングという意味で、徐々に装用時間や会話時間の目標を伸ばしていってください。

厚生労働省が掲げた「健康づくりのための身体活動基準2013」の詳細はこちら

My WellBeingが使用できる器種

My WellBeingは上記Signia AXシリーズ補聴器4器種の7/5/3クラスで利用できます※。対応器種を使っていて、まだこの機能を試してない方は、ぜひシグニア アプリをチェックしてみてください。

今、新しい補聴器を探している方は、ぜひSignia AXシリーズ補聴器もご検討ください。シグニア最先端のダブルプロセッサーを搭載し、言葉と環境音を別々に最適に処理することで、よりはっきり、くっきりした聞こえを実現しています。バリエーションに富んだSignia AX補聴器のラインナップは、耳にかけるタイプと耳あなに挿すタイプがあり、充電式と電池式を取り揃えています。国際的なデザイン賞を受賞したデザインもあり、形もカラー展開も豊富ですので、あなたのお気に入りの1台がきっと見つかります。

※Insio Charge&Go AXは会話時間を示す「My Conversation」は利用不可。その他の3つの指標は利用可能

Signia AXシリーズ補聴器の詳細はこちら

自宅の周りを散歩する、庭いじりをする、こんな軽い運動でも、生活の質が向上することが研究により明らかになっています。My WellBeingは心の健康を保ち、自信を高めることにも役立ちます。これから補聴器の購入を検討している方は、ぜひMy WellBeingも利用可能なSignia AXシリーズを検討してみてください。

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